オーストラリア de ロハス生活

☆オーストラリアでのロハス生活を通じ持続可能な社会を目指し、楽しく学び・考え・行動する日常を綴ったサイトです☆

■03 ロハスは21世紀のコンセプト

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20世紀は人類にとって、激動の世紀でした。各国の急激な経済成
長やイデオロギーの主張から、2度に渡る世界大戦を引き起こし、
第2次世界大戦後、19世紀にヨーロッパ諸国が行ってきたアジア
・アフリカに対する植民地支配が終焉を迎え、新たな時代の幕が明
けました。
また人類の科学の発展はめざましく、飛行機・潜水艦・宇宙ロケット
などが開発され、人類の地球上での行動範囲は急速に拡大していき、
コンピューターの普及や通信技術の発展、衛星中継・国際電話・イン
ターネットなどのイノベーションにより社会の枠組みが急速にグロー
バル化していった。
科学の進歩と共に、産業の発展をもたらし地球規模での、資本輸出・
企業の提携・合併を生み出し、世界銀行、世界的な企業が続々誕生し
EUやAPECのような、広域経済圏の統合がすすみ、大量生産・大
量消費の社会を産み出し、我々の生活を豊かにした。


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人類の繁栄の反面、過度の開発により地球の生態系は、急激に変化し
ていった。野生生物の生存場所が奪われ、森・林・草原を燃やす焼畑
により大地は、やせ細そり砂漠化していき、地球規模での環境問題を
引き起こしている。
温暖化による気候変動、オゾン層破壊による紫外線増加、科学物質の
飛散、森林破壊、海洋汚染などに挙げられる環境悪化、人類の問題と
しては、部族・民族・宗教の違いやマイノリティーへの制圧から起き
る民族紛争、経済格差の激しい南北問題などさまざまな問題を抱えて
いる。


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深刻な問題の一つに人口問題がある。我々人類という種が初めて登場
したのは、今から紀元前16万〜19万年前頃、人類がスタートして
から人口は、少しずつ増えていき、産業革命以後は、いっきに爆発的
な増加をたどった。第2次世界大戦後には20億人、2000年には
65億人、2050年には、90億人を超えると見通されている。


現在私達のように、裕福な生活を送っている人々は約10億人、それな
りに、購買力を手にいれたニューコンシューマと呼ばれる人々も約10
億人、貧困に苦しんでいる人々は45億人もいると言われている。
安全な飲み水も確保されていない、子供の教育も受けられない、人間ら
しい最低限の生活を送る為の保障のない人々が沢山いる。
今後の経済の急成長が予測される、BRICS(ブラジル・ロシア・イ
ンド・中国)の人々、そして第3世界の人々、人口の増加率は、高い幼
児死亡率に対応するために、多くの子供を産まなければない貧しい発展
途上国が圧倒的に多く、2050年までに増える人口の大部分は、豊か
ではない発展途上国の人々で在る事。
今後の人口問題を考える時に大切な事は、人間のプリンシプル(原理原
則)を考えなければならない、人は生きている以上、何かを欲する存在
であり、皆が幸せになりたいと願っていること。
過度の抑圧は、テロや戦争を産み出す温床となっている。
地球環境の為にと言うエコロジー的な考えは、すでに多くの物に恵まれ
た先進国の人々には響くかもしれないが、これから手に入れようと望む
人々には、受け入れづらい。


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21世紀は、人類と自然の共生の時代である。過去の経験を活かし奪い
合うのでは無く、与え合わなければならない。経済格差の是正や自然と
の関係も修復していかなくてはならない。オーストラリアは、他民族国
家であり、様々な民族が共存している。公園で遊ぶ子供達に、親はシェ
ア(分け与える)を教えている。子供達は自然に、民族・宗教の違いを
受け入れ分け与える事を学んでいっている。他者との違いを受け入れ、
自然と共に生きていく、自分から発想し、考え行動していくスタイルの
ロハスは、21世紀のコンセプトではないだろうか。


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■02 なぜロハスなのか?

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■02 なぜロハスなのか?

ロハスの概念は、まず肯定的に捉え、自分にとってのマイメ
リットから始める所にあります。自分の事から考え、次第に
視点を広げて行き地球環境へと繋げていきます。
自分や家族の健康の事を考え、農薬を含んだ野菜よりもオー
ガニックの野菜を選択する事や、ケミカル(科学物質)の石
鹸・シャンプー・化粧品を選ぶよりも、よりナチュラルな製
品を自分や愛する家族の為に使用する、自分の子供の為に、
より良い自然環境を残す、身近な事からスタートさせ、その
先に社会や地球環境への貢献と広げていきます。


一方、エコロジーやグリーンコンシューマの捉え方は、まず
初めに、地球環境からスタートします。現在地球は、温暖化
・森林伐採・海洋汚染など、さまざまな問題を抱えている、
だからなるべく物は買わないようにしよう、これ以上地球に
負荷をかける行動はしないようにしよう。このように、スト
イックなスタイルをもとめます。
これは卓上の議論では理想的であるが、人はみな生きている以
上何かを欲っし消費する存在であるという事実が抜けているし
スタートから地球規模での考えだと多くの人は、無力感を感じ
てしまい、万人に受け入れられる事ができません。
 
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ロハスとエコロジーは、一見似ているように見えるが視点の
置く位置が異なります。ロハスは、自分のライフスタイルか
ら地球環境を考え自分に出来る事から実行していきます。
多様化の時代を迎え、人は様々な価値観を持っています。し
かし皆、何か社会へ貢献したいと思っています。人間と社会
は、密接に繋がっています。人間は社会的な絆を必要とし、
社会に貢献するとき人生の意味を見出し、社会的な存在とし
て人間がある。人間の実在は、この両方が確立して初めて、
可能となります。
わたしは時間がなく、よくコンビニで食事を済ませるが、
その時にはレジ袋は貰わないし、マイ箸を持参している。
全てではないが、オーガニック商品を選択するように、
心がけている。
このように、ロハス的な発想だと身近な事でも十分に、
社会や地球環境に貢献できるし、社会的な自分の存在意
義も感じ、喜びを得る事ができます。


インドで2つの宗教が発祥しました。一つはヒンズー
教、そしてもう一つは仏教です。ヒンズー教は厳しい
カースト制度を用い、苦行の必要を説きました。
一方仏教は、比較的安易な修行によってか解脱できると
したために、インドで多くの階層からなる信者を獲得し
世界的な広がりを見せ、今ではキリスト教・イスラム
教・仏教と、世界3代宗教へと広がりました。


グローバル化を迎え、様々な価値観の中、受け入れやす
いロハスの方がより合理的であり世界へ広がり浸透して
いくのではないかと考えます。

参考文献
LOHASに暮らす/著ピーター・D・ピーダーセン
不都合な真実/著アル・ゴア
世界地図2007年版/監修正井 泰夫




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■01 ロハスとは?

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■01 ロハスとは?

最近、LOHAS(ロハス)という言葉を、よく雑誌で見かけ
耳にするようになりました。
では、ロハスとは一体何の事を指すのでしょうか?


LOHASとは、(Lifestyles Of Health And Sustainability)
の頭文字を取りLOHASと書きます、直訳するとHealth:健康
Sustainability:持続可能性とし、健康や環境に関心の高い
生き方の事を指します。



このロハスという概念は、アメリカ生まれで、アメリカの
社会学者であるポール・レイ氏と、心理学者のシェリー・
アンダーソン氏が、15年間に渡って10万人にも及ぶ
インタビューを実施した価値観調査の中で、Cultural 
Creatives・カルチュアル・クリエイティブズと呼ばれる
環境や健康への意識が高い人々の、存在を確認した事を元
にしポール・レイ氏と、エコ商品を販売するガイアム社の
経営者ジカル・リサビ氏が協力し、開発されたマーケティ
ングコンセプトである。


純粋に学問的見地から生まれた、カルチュアル・クリエイ
ティブスに対して、LOHASは学問的な研究調査をベースに
しながらも起業家がビジネスにするには、どうしたらいい
かというマーケット視点から、市民層の価値観をとらえ直し
机上の学問に終始せずかといって、利益追求一辺倒ではない
社会学とビジネス・理想と現実を、共存させ産み出された全
く新しい21世紀にふさわしい新たなライフスタイルの事を
指します。


地球環境保護や、自分や愛する家族の健康的な生活を優先的に
考え実践し、人類と地球が共栄共存できる、持続可能な社会の
実現を望む人たちが、今現在、アメリカ・ヨーロッパ・オース
トラリア・そして日本でも増え続け、今後のビジネスや政治の
あり方までも変える可能性を秘めた存在とし、注目を集めてい
ます。


参考文献
LOHASに暮らす/著ピーター・D・ピーダーセン
不都合な真実/著アル・ゴア
世界地図2007年版/監修正井 泰夫




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